続きです。
ダスカロス(スティリアノス・アテシュリス。ダスカロスとはギリシャ語で「先生」の意味)はキプロス島にいた驚異的なヒーラー、キリスト教神秘主義者です。
私がスピリチュアルに興味を持ち始めた15,6年くらい前から、既にキリアコス・C・マルキデスによるダスカロスについてのルポルタージュ『メッセンジャー ストロヴォロスの賢者への道』は日本で有名な本でした。
『メッセンジャー』は非常に読みやすく、「こんな人がいたのか」と私も夢中になって読み耽りました。
ナチュラルスピリット社から出ている2冊(『エソテリックティーチング』『エソテリックプラクティス』)も読んだことがあります。
しかし私は彼の教えを熱心に学んできたわけではありません。
ではなぜパリ在住のYokoさんとの会話で彼の名前を出したかと言うと、かつて私が学んでいた形而上学の学校の教師がギリシャ系アメリカ人で、教わった内容がダスカロスと少し似た雰囲気があったので、彼女にイメージしてもらいやすいかなと思ったからです。
そしてメールをやりとりしているなかで、彼女が先日見た夢とたまたまエッセネ派についての動画を観たことを教えてくれました。
彼女のメールには、
「keikoさんは、聖パウロのサポートを受けながら、イエスの教え、愛を説くというミッションがおありになるのかもしれないと感じました。それはローマ教会の説くところの教えではなく、イエスが本当に使えたかったことを、です。」
と書かれていました。私自身、そうなのかも知れない…と思っていたところでした。
続きます。
(画像はニコライ・リョーリフ「A Way To Blue」)