ミディアムシップを行っていると、相談者とそれほど年齢差のない、そして生前それほど相談者と強い繋がりがあったわけではない友人・知人の方がお見えになることがあります。
学生時代に少しご縁があっただけ、友人として繋がりはあったがそれほど深くはない…。
生前仲が良くて楽しい時間を過ごした友人ならわかるけれど、特に密な「思い出」があるわけでもない。
そういう繋がりの方もたまにですがお見えになることがあります。「なぜ彼女(彼)が!?」と相談者が驚くのも当然です。
私がなぜお見えになったのか聞くと、「あなた(相談者)ならわかってくれると思ったから」という返事が返って来ることがあります。
私のお客様の多くは40~50代(勿論、30代、60代の方も多くいらっしゃいます)。相談者とほぼ同世代となると、お見えになった方は世間一般では早世となります。
私達は、「人生これから」という年代で地上を旅立った人に対しては、気の毒なことだとあまり考えないようにしてしまう面があると思います。
天国についてもあまり深く考えない、死後の生についても深く考えない人が圧倒的でしょう。
つまり避けたり、ネガティブなものと捉えてしまう。
そうしたなかで、ミディアムシップに興味を持つ人は死後の生や天国についての理解がある程度あります。
だから、「私は可哀想じゃない」「あなたならわかってくれると思ったから」という気持ちを持って、生前それほど強い繫がりがなくてもお見えになることがあるんですね。
友人のフランチェスカさんが、私のサイトの記事やインスタグラムをリンクしてnoteでスピリチュアルな視点からの生と死について語ってくれています→「魂のことと、亡くなった人とのつながり」
フランチェスカさん、ありがとうございます。
スピリチュアルに興味がある人でも、なぜかミディアムの世界は重いとか不吉なものと捉えられているなと感じることがあります。
確かに霊界はアストラル層にありますから所謂高次元とは違いますし、死に対してややオカルト的な、独特の文化が根付いている地域もありますね。
でも、多くは映画やドラマの世界で描かれてきたものによる誤解であると感じます。
一人でも多くの人がフランチェスカさんのように考えることが出来たら良いなと思っています。